Unity ランゲームの作り方!自動で前進して左右に動いてカメラを追いかけさせよう! 3Dゲーム作り⑤
今回はランゲームの作成において、キャラクターが自動で前進して
横に4マスずつ動いてカメラが追いかけていく方法を説明していきます。
※ブログ記事では分かりにくい方は下記動画をご覧ください。記事での説明がいい方はそのまま読み進めてください。
ランゲームの作り方!自動で前進してカメラを追いかけさせよう!
ランゲーム作りにおいての第一歩の様な形で入っていきます。
今回キャラクターも自分で好きな物を選んでアニメーションなんかも
作っていく様にしてあります。
Unityのプロジェクトは3Dで開いてください。
完成してある画像からの説明になりますが気になさらずに笑笑。
まずHierarchy内にある①の+をクリック⇨3D Object⇨Cubeと選択して
②のCubeを作成してください。
次にCubeのInspector内にある、Scaleの値を
X=6,Y=1,Z=1000にして画面に表示されているような
長い地面にしていきます。
次にキャラクターの設置になっていきます。自分が好きなキャラクターを用意するか、
僕は今回Mixamoと言うサイトからキャラクターを取り込んでいます。
※Mixamoの使い方は下記記事を参考にしてください。
www.unityprogram.info
もし僕の様にMixamoからインポートしていたら、
Inspector内の②のRigをクリックして、Animation TypeをHumanoidにして、
Avatar DefinitionをCreate From This Modelを選択してアバターを作っておきます。
①のキャラクターをScene内の先程作ったCubeの上に設置していきましょう。
キャラクターのInspector内の一番下のAdd Componentから、
①のAnimatorと②のCharacter Controllerを追加して、
Character Controllerの値はキャラ毎に違うので包みこむ様に
自分で設定してください。
Projectの自分が分かりやすい所で右クリック⇨Create⇨Animator Controllerを
クリックして①のAnimator Controllerを作成して名前は今回Moveにしました。
①をダブルクリックしてAnimator画面を開きます。
※今回簡単に説明していきますのでアニメーションの作り方が
全然わからない人は下記記事を参考にしてください。
www.unityprogram.info
②のParameterの内容ですが、+をクリック⇨Boolで名前をrun。
Triggerで名前をjump、またTriggerで名前をdamageとして作ります。
名前は必ず小文字で今回作ったのでその通りにしてください。
後のスクリプトにこの名前を使って動かす様にします。
③のアニメーションのMake Transition(矢印)の方向は
上記の画像の様に設定してください。
それぞれのアニメーションのMotionは好きな物を設定してください。
僕は今回次のアセットからジャンプと走る、アイドルを取得しました。
Basic Motion FREE Pack
名前を検索してインポートするか、下記リンクから飛んでください。assetstore.unity.com
そうすると困ったのがdamageのアニメーション。
Mixamoで僕はHitと検索したらダメージアニメーションが
たくさん出てきたのでインポートしました。
そしたら次は、Make Transitionで繋げた矢印の中のInspectorの設定を
説明していきます。
idle⇨runはHas Exit Timeのチェックを外してConditionはran,true。
run⇨idleはチェックを外してrun,false。
idle⇨jumpはチェックを外してjump。
jump⇨idleはチェックを入れたままrun,false。
jump⇨runはチェックを入れたままrun,true。
run⇨jumpはチェックを外してjump。
Any State⇨damageはチェックを外してdamage。
damage⇨idleはチェックを入れたままrun,false。
damage⇨runはチェックを入れたままrun,true。
上手く設定できたでしょうか?
今度はHierarchy内にあるキャラクターをクリックして、
①の先程作成したMoveをInspector内にあるAnimatorの
②のControllerにドラッグ&ドロップしてください。
次にProject内の自分の好きな所で、右クリック⇨Create⇨C# Scriptをクリックして
③のスクリプトを作成します。
名前はCharaMoveにします。
次のコードをコピー&ペーストするか同じ記述で作成してください。
using System.Collections; using System.Collections.Generic; using UnityEngine; public class CharaMove : MonoBehaviour { //レーンの移動の数値をそれぞれの変数で宣言します。 const int MinLane = -2; const int MaxLane = 2; const float LaneWidth = 1.0f; //CharacterController型を変数controllerで宣言します。 CharacterController controller; //Animator型を変数animatorで宣言します。 Animator animator; //それぞれの座標を0で宣言します。 Vector3 moveDirection = Vector3.zero; //int型を変数targetLaneで宣言します。 int targetLane; //それぞれのパラメーターの設定をInspectorで変える様にします。 public float gravity; public float speedZ; public float speedX; public float speedJump; public float accelerationZ; void Start() { //GetComponentでCharacterControllerwp取得して変数controllseで参照します。 controller = GetComponent<CharacterController>(); //GetComponentでAnimatorを取得して変数animatorで参照します。 animator = GetComponent<Animator>(); } void Update() { //それぞれの矢印が押されたらそれぞれの関数を実行します。 if (Input.GetKeyDown("left")) MoveToLeft(); if (Input.GetKeyDown("right")) MoveToRight(); if (Input.GetKeyDown("space")) Jump(); float acceleratedZ = moveDirection.z + (accelerationZ * Time.deltaTime); moveDirection.z = Mathf.Clamp(acceleratedZ, 0, speedZ); float ratioX = (targetLane * LaneWidth - transform.position.x) / LaneWidth; moveDirection.x = ratioX * speedX; moveDirection.y -= gravity * Time.deltaTime; Vector3 globalDirection = transform.TransformDirection(moveDirection); controller.Move(globalDirection * Time.deltaTime); if (controller.isGrounded) moveDirection.y = 0; animator.SetBool("run", moveDirection.z > 0.0f); } //新しく作った関数のそれぞれの処理。 public void MoveToLeft() { if (controller.isGrounded && targetLane > MinLane) targetLane--; } public void MoveToRight() { if (controller.isGrounded && targetLane < MaxLane) targetLane++; } public void Jump() { if (controller.isGrounded) { moveDirection.y = speedJump; animator.SetTrigger("jump"); } } }
出来上がった③のCharaMoveスクリプトをHierarchy内にある④の
キャラクターにドラッグ&ドロップしてアタッチしてください。
④のキャラクターのInspectorから先程アタッチした
スクリプトの⑤の値を画像と同じ様に設定してください。
さぁ!コレが最後の作業です!
カメラが追いかけるスクリプトを作っていくので、Project内で
右クリック⇨Create⇨C# Scriptを選択して①のスクリプトを作ります。
名前は、Followにします。
次のコードをコピー&ペーストするか同じ記述で書いてください。
using System.Collections; using System.Collections.Generic; using UnityEngine; public class Follow : MonoBehaviour { //Vector3型を変数vectorで宣言します。 Vector3 vector; //GameObject型を変数Targetで宣言します。 public GameObject target; //float型を変数followSpeedで宣言します。 public float followSpeed; void Start() { //位置をTargetの位置を元に設定するよ。 vector = target.transform.position - transform.position; } void Update() { //位置を取得してスピードも合わせていくよ。 transform.position = Vector3.Lerp( transform.position, target.transform.position - vector, Time.deltaTime * followSpeed); } }
出来上がった①のFollowスクリプトを、Hierarchy内にある
②のMain Cameraにドラッグ&ドロップしてアタッチしてください。
次に②のMain CameraのInspector内の④のTargetの部分に、
③のキャラクターをドラッグ&ドロップして追いかける様にします。
最後にFollowSpeedの値を5に設定して完成です。
再生してみましょう!!
キーボードの矢印の左右で動いてスペースキーでジャンプができてキューブから落ちない様になっているはずです。
また、ステージの自動生成やライフやスコアの実装の仕方も
書いていくので気に留めてください!
ご視聴ありがとうございました。
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